こんにちはジャイアンママです。
先日のヒラタケに続き今日は残りのキクラゲ植菌体験の模様を
振り返りたいと思います。
今回私達が植菌したのはアラゲキクラゲという種類。
広葉樹に発生するキクラゲ科キクラゲ属に属するきのこで
梅雨時から初秋まで発生する食用きのこです。
通常キクラゲは秋に発生するきのこですが
このアラゲキクラゲは夏の時期にも発生し
夏期にも収穫できます。
前回上げたヒラタケと同じくクルミの原木を使って
栽培の為の植菌を行いました。
必要なものは
玉切りにした原木を1つだけ。
種菌、ビニール袋(チャック付きなら尚良い)、調理用お玉、アルコールです。
手をアルコールで消毒して
まずは原木を水にまんべんなく浸し
ビニール袋に(チャック付き)入れます。
種菌を、殺菌したボウルやようかん流し(バット)にいれ
細かくほぐします。
お玉一杯くらいを先ほどビニール袋に入れておいた原木の切り口におき、
袋の外から切り口にまんべんなく伸ばしていきます。
(直接菌に素手で触れないように袋の外から伸ばしていました)
植菌した後、チャックもしくはビニールの口を閉めて
植菌は終了です。
植菌した原木は比較的寒暖差のない場所(できれば10度以上)に保管します。
水やりはその後一切必要ありません。
菌が成長して表面が白くなってきます。
3ヶ月もすると切り口の菌が棒状の子実体原基が出てきます。
これが出たら原木を半分程、菌面を
上にして土に埋める作業を行います。
これを本伏といいます。
本伏は少し薄暗い湿った林内が適しているそうです。
ヒラタケ同様こちらもその時期が来たら
私の植菌したものをスギの林内に本伏していこうと思います。
以上がきのこの栽培の実践編です。
初めて行った植菌体験、うまくきのこが顔を出してくれることを
祈りつつ毎日その様子を見守っています。
何か変化があったらまたここで紹介していきたいと思います。
出てきてくれるかな~~~。